「自社の強みは何ですか?」
という質問と、
「なぜお客様は、他ではなくあなたを選ぶのですか?」
という質問は、似ていますが同じではありません。
経験が豊富でも、技術力が高くても、それだけでお客様が選ぶとは限りません。
お客様が選ぶ理由には、
- 自分・自社の強み
- 相手にとっての価値
- 他との違い
- 信頼
- 実際の経験
など、いくつもの要素が関係します。
だから「選ばれる理由」は、キャッチコピーを考えることから始めるのではありません。
まず、実際に何をしてきたのか、そしてお客様が何を評価してきたのかを確認します。
「強み」と「選ばれる理由」は同じではない
たとえば、
「専門知識があります」
は強みの一つです。
でも、お客様が実際に選んだ理由は、
「専門知識を、分かりやすく説明してくれたから」
かもしれません。
この場合、
専門知識=強み
ですが、
分かりやすく説明してくれる=選ぶ理由
になっています。
だから、自分が強みだと思っていることだけで「選ばれる理由」を決めないことが大切です。
なぜ「選ばれる理由」は自分では見えにくいのか
長く仕事をしていると、自分のやり方が当たり前になります。
- いつも確認していること
- 顧客への説明方法
- 問題が起きたときの判断
- 他では対応しない仕事への対応
- 大切にしている基準
本人にとって普通でも、お客様から見ると大きな違いになっていることがあります。
だから「選ばれる理由」を見つけるときは、自分だけで考えないことが大切です。
「選ばれる理由」を見つける5つの視点
1.これまでの経験
どんな仕事をしてきたか。
どんなお客様を支援してきたか。
どんな問題に対応してきたか。
その経験の中に、現在の強みにつながるものがないかを確認します。
2.専門性
資格や知識だけではなく、
その専門性によって、何ができるのか
まで見ます。
同じ肩書きでも、得意分野や実際の経験は違います。
3.判断
CREDISTA™ では、特に判断を大切にしています。
- 何を最初に見るか
- どこを重要だと考えるか
- どの方法を選ぶか
- なぜその方法を選ぶか
こうした判断には、その人の経験や価値観が表れます。
4.お客様が実際に選んだ理由
ここが非常に重要です。
お客様に、
「なぜ当社を選んでくださったのですか?」
と聞いてみます。
自分では気づいていなかった理由が見つかることがあります。
- 話しやすかった
- 説明が分かりやすかった
- 専門性が伝わった
- 同じような事例を経験していた
- 考え方に共感した
こうした実際の言葉は、「選ばれる理由」を考える重要な材料です。
5.他との違い
競合との違いも確認します。
ただし、
「うちの方が優れている」
という比較だけではありません。
- 得意な顧客
- 得意な課題
- 大切にしていること
- 判断の仕方
- サービスの進め方
などの違いを見ることが大切です。
「丁寧」「高品質」「経験豊富」で終わらせない
「選ばれる理由」を考えると、
丁寧だから
信頼できるから
経験があるから
という言葉になりがちです。
そこで、
誰に対して、どんな場面で、何をして、それがどんな価値につながったのか
まで具体的にします。
たとえば、
「丁寧に対応します」
ではなく、
初めて相談する人にも分かるように、専門用語を使わず説明し、判断に必要な選択肢を整理する
まで書けば、その会社らしい具体性が出てきます。
AIに「選ばれる理由」をゼロから作らせない
生成AIに、
「私の会社が選ばれる理由を考えて」
と頼めば、もっともらしい文章は出てきます。
しかし、その文章が実際の会社を表しているとは限りません。
先にAIへ渡したいのは、
- 実際の経験
- 専門性
- 判断
- 顧客の声
- 実際の事例
- 他との違い
です。
その情報をもとに、AIに整理・比較・文章化を手伝わせます。
CREDISTA™ では、
AIに何を作らせるかではなく、AIに何を渡すか。
を大切にしています。
言葉にしたら、実際の反応を見る
「選ばれる理由」は、一度決めたら終わりではありません。
Webサイト、プロフィール、サービス紹介、営業資料などで実際に使います。
そして、
- 問い合わせがどう変わったか
- お客様がどの言葉に反応したか
- 実際の相談で何を評価されたか
を確認します。
自分たちが考えた「選ばれる理由」と、実際のお客様の反応が違えば、言葉を見直します。
自分自身の事実と、お客様から返ってきた反応の両方を見ながら磨いていく。
これが大切です。
まとめ
「選ばれる理由」は、広告用のキャッチコピーを作ることではありません。
まず、
- 自分・自社が積み重ねてきた経験
- 専門性
- 判断
- 実際のお客様の声
- 他との違い
を確認します。
その中から、
なぜ自分・自社なのか
を言葉にしていきます。
CREDISTA™ では、こうした実際の経験や判断などの一次情報を原本(SOURCE)として大切にしています。
自分の中だけで答えを作るのではなく、実際のお客様の反応も確認しながら、「選ばれる理由」を磨いていきます。
CREDISTA™ coachingについて
自分の経験や専門性から「選ばれる理由」を整理したい方は、CREDISTA™ coachingをご覧ください。
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